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【見越・繰延の基礎を解説】〜簿記の根幹を成す処理〜

見越・繰延アイキャッチ
まねきねこ

こんにちは。まねきねこ
(@lucky_cat_037)です。

突然ですが、見越・繰延処理という言葉を聞いて皆さんはどう思いますか?

「見越?繰延?聞いたことあるような、、、?」
どっちがどっちか忘れちゃうんだよね~」

実は見越・繰延はとても重要な処理なのですが、あまり頻繁に聞くことはありません。僕の持っている3級のテキストでも、最後の章の決算整理の最後のところでちらっとだけ出てきていました。(正直なところ読んだ覚えがなく、2級に合格するまでは重要性を知りませんでした。)

ただ、ここまで読んでいただいたみなさんの中にはこう感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弟子ねこ

しっかり理解しなくても2級は合格できたの?
それって本当に重要な処理なのかな、、、?

しかし実は簿記における処理の多くは本質的には見越・繰延処理であり、見越・繰延について深く理解することは、簿記そのものを深く理解することと直結します。

そこでこの記事では、弟子ねこと同じような感想を持ったあなたの力となるべく、超重要な見越・繰延の基礎について解説をします。この記事を読むことで見越・繰延処理の基礎が分かるようになり、それによって多くの論点の理解度が格段に上がります!

そもそも見越・繰延って何?」というところから順を追って説明するので、気負わずに読んでいただければと思います。

※先に結論を書いておきます。見越・繰延処理について、以下のようなものだと理解していただきたいです。

見越・繰延処理をすることで簿記は成り立っている
費用や収益が会計期間を前後するために必要な超重要な処理
簿記の仕訳の多くは本質的には見越・繰延処理
見越・繰延処理として解説されていないが性質は見越・繰延処理というのが多くある
見越・繰延処理をマスターすると多くの論点の理解度が格段に上がる!

さて、本題に入る前にここで軽く自己紹介をさせてください!

まねきねこってどんな人?
  • 完全未経験から約2ヶ月の独学で簿記2級を取得
  • 1級の勉強をする中で2級までの勉強がただの暗記だったと気づき、同時に簿記の楽しさに目覚める
  • 簿記の勉強に悩んでいる方々の力になるために、簿記の深く楽しい理解を助けるブログ作成を目指している
  • 妻と息子の3人家族
  • 一緒に挑戦し続ける仲間を募集中!

詳しい自己紹介はこちらの記事をご覧ください!

弟子ねこ

さっきはちょっと疑ったけど、
重要なら頑張って理解したいな!

まねきねこ

仕訳の多くが本質的には見越・繰延なんだ。
見越・繰延を理解しておくと「これは見越だからこうなるはず」というように暗記に頼らない深い理解ができるようになるよ!

【背景と種類】見越・繰延処理の概要

それではここから見越・繰延処理について解説していきます。まずは背景と種類を確認し、その後で見越・繰延処理それぞれについて具体例を挙げながら確認していきましょう。

見越・繰延処理が必要な背景

まずは、見越・繰延処理が必要な背景についてです。その背景は以下になります。

企業は「永久に続く前提のもと成り立っている」にも関わらず、
決められた会計期間で外部に成績を報告する」必要がある
→活動を人為的に一定期間で区切ってややこしい計算をすることになる

この背景についての詳細はこちらの記事をご覧ください。具体例を挙げながら、なぜ簿記がややこしく感じるのか?について解説した入門記事になります。

そして、上記の背景のもと活躍するのが、この記事で解説する見越・繰延処理になります。詳しくは後程解説しますが、見越・繰延処理により費用や収益が一定期間で区切られた会計期間を前後することができるようになるのです。

さらに先ほども書きましたが、簿記の仕訳の多くが本質的には見越・繰延処理です。このことを理解している人は、それぞれの取引を見た時に、

「あ、これって繰延処理だ」

このように気づくことができるようになります。そして、そう気づけた方は各論点の理解が格段に速くなります!

それでは続いて見越・繰延処理の種類と覚え方の説明から入ります!

見越・繰延処理の種類と覚え方

種類

見越・繰延処理は以下のようにそれぞれ2種類に分かれます。

繰延処理
・前払費用
・前受収益
見越処理
・未払費用
・未収収益

このように計4つになりますが、これらを覚えるのは意外と難しいです。

そこで、これらの覚え方についての魔法の言葉を伝授します。有名な言葉なので知っている方も多いと思いますが、知らなかった方はぜひ覚えてしまいましょう。

覚え方 〜魔法の言葉「くまのみみ」〜

それでは、詳しい説明の前に4つの覚え方を確認してしまいましょう。
※僕は基本的に暗記は推奨していませんが、語呂合わせなど簡単で役立つものであれば暗記もありだと思っています。

魔法の言葉「くまみみ
  • くま」・・・「りのべ」は「えばらい」(もしくは「えうけ」)
  • みみ」・・・「こし」は「ばらい」(もしくは「しゅう」)

これを機会に覚えてしまえるように、この記事の中でも繰り返し復習していきます。

それでは続いて見越・繰延の詳細について詳しく見ていきます。

【意味と具体例】見越・繰延処理の詳細

ここからは見越・繰延処理の意味と具体例を見ていきます。どのような処理なのかをイメージした後、具体例で確認していきましょう。

繰延の方が理解しやすいので、繰延処理から説明していきます。

※ちなみに簿記試験には4種類のうち前払費用(繰延処理の一つ)が最も出やすいので知っておくといいかもしれません。

さらに出題頻度について細かく言うと、

  1. 前払費用
  2. 未払費用
  3. 前受収益と未収収益

となります。ここは深く考える必要はないですが、強弱をつけて順番に理解していきましょう!まずは一つしっかり理解すると、他の科目も関連付けて理解できるようになりますよ!

繰延処理の意味

それではここで早速見越・繰延処理の種類について復習しておきましょう!見越・繰延は「くまのみみ」でしたね。

魔法の言葉「くまみみ
  • くま」・・・「りのべ」は「えばらい」(もしくは「えうけ」)
  • みみ」・・・「こし」は「ばらい」(もしくは「しゅう」)
繰延処理
・前払費用
・前受収益
見越処理
・未払費用
・未収収益

ということで、今から説明する繰延処理には前払費用と前受収益があります

ここでまずは、繰延処理についてイメージを掴んでもらうために簡単に説明します。

繰延処理とは

今期に計上した費用または収益を資産もしくは負債に振り替えて計上することで今期ではなく来期以降に持ち越すこと

つまり、繰延処理を行うことで、

  • 費用は資産に
  • 収益は負債に

それぞれ形が変わり、今期計上した分のうち来期以降に計上すべき分を持ち越すことになります。

と言ってもイメージだけではなかなか理解しづらいと思いますので、ここから具体例を挙げて説明していきますね!

ちなみに、ここまでの説明を読んで

「いやいや、費用は資産に、収益は負債にとか言ってるけど全然違うものでしょ?何言ってるの?」

そう思ったあなたはぜひこちらの記事も読んでみてください。簿記の5要素(費用、資産、収益、負債、純資産)について説明しています。

会社の取引を3種類に分け、それぞれで5要素がどのように動くか解説していて、この記事を読むことで費用と資産が似ているという簿記の超重要な基礎について理解することができますよ!

それでは繰延処理の具体例を見ていきましょう。

繰延処理の具体例 〜保険料の前払〜

ここからは繰延処理の具体例を見ていきます。繰延処理の中には前払費用と前受収益がありますが、今回の例は前払費用になります。

※先ほども書きましたが見越・繰延処理の出題頻度1位は前払費用になります。

それでは、以下のような状況を想定してみましょう

X1年度(X1.4.1~X2.3.31)
  1. X1.7.1:1年分(100円)の保険料を前払い
  2. X2.3.31:X1年度の決算

このような場合に、①で前払いした保険料(100円)の内訳に注目してみましょう。

X1.7.1に1年分の前払いをしているので、保険はX1.7.1~X2.6.30の期間で効果があります。しかしX1.7.1はX1年度が始まってから3ヶ月経過しており、X1年度は残り9ヶ月となります。

となると、①で前払いした保険料って全額(100円)をX1年度の費用として計上するべきでしょうか?

答えはNOです。X2.4.1~X2.6.30の期間の分はX1年度の費用ではなく、X2年度の費用となるのが正しい姿です。ということで、繰延処理をすることで3ヶ月分(25円)を保険料から前払費用に振り替えて計上する、となるわけです。

ここまでの流れは理解できたでしょうか?一度整理するために、ここで状況をまとめてみますね!

  • 3月決算であり、X1年度はX1.4.1~X2.3.31
  • X1.7.1に1年分の保険料を前払い
  • 保険の適用期間はX1.7.1~X2.6.30
  • X1年度のうち、保険が適用されるのは9ヶ月間
  • X2.4.1~X2.6.30の期間の分はX2年度の費用となるのが正しい
  • 繰延処理をすることで3ヶ月分を前払費用として計上する

状況を整理できたところで、実際の仕訳を確認してみましょう。ここまでの話が腹落ちしていれば、どんなパターンでも同じと考えてOKです。仕訳の科目が異なるだけなので、ゆっくり理解していきましょう!

※仕訳を確認した後に、それぞれの仕訳について解説していきますね

整理した状況で行われる仕訳は以下になります。
※仕訳が行われる時期が異なるため、仕訳番号を振っています。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
保険料100/当座預金100
前払費用25/保険料25
保険料25/前払費用25
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

それではそれぞれの仕訳について解説していきます。

①保険料の支払いの仕訳
・X1.7.1に行われる仕訳
・保険料を当座預金から支払い、そのまま全額(100円)保険料(費用)として計上
※この例では当座預金からの支払いとしました。(ここはあまり重要ではありません)
②繰延処理の仕訳
・X2.3.31に行われる仕訳
・X1.7.1に支払った保険料のうち、3ヶ月分(25円)を前払費用に振り替えた
費用から資産へ振り替えることで、来期に持ち越した
③繰延処理の再振替仕訳
・X2.4.1に行われる仕訳
・②で行った繰延処理の仕訳の逆仕訳(貸借入れ替えた仕訳)を行う
X2年度に行われる仕訳なので注意!
※再振替仕訳についての詳細はこの後で説明していきます。

3つの仕訳についての説明は以上になります。ポイントは以下2点です。

  • ①の仕訳では全額保険料(費用)として計上する
  • ②の仕訳で3ヶ月分を前払費用(資産)に振り替える

※③の再振替仕訳は少し難しいので、今はそんなのがあるのね程度で大丈夫です。この後でまた登場しますので、そこで理解していきましょう。

さて、ここまではX1年度の処理について考えてきました(再振替仕訳で一部20X2年度の仕訳も書きましたが)。

テキストの説明ではここまでしか書かれていないことが多いはずです。しかし、これでは繰延処理の理解としては不十分です。そこでここからは、次の年度であるX2年度の処理について考えます。ここまで理解することで繰延処理の全体像が見えてきます!

  • 単年度の仕訳を理解するだけでは不十分
  • 次年度の処理について理解することで繰延処理の全体像が見えてくる!

それでは、X2年度として以下のような状況を想定してみましょう。

X2年度(X2.4.1~X3.3.31)
  1. X2.7.1:1年分(120円)の保険料を前払い
  2. X3.3.31:X2年度の決算

支払いと決算の月はX1年度と同じですが、保険料の金額が100円から120円に変わっていますね。

この時、①で前払いした保険料の内訳に注目してみましょう!

※X1年度の考え方と流れは一緒です。安心して読み進めていただければと思います。

X2.7.1に1年分の前払いをしているので、保険はX2.7.1~X3.6.30の期間で効果があります。しかしX2.7.1はX2年度が始まってから3ヶ月経過しており、X2年度は残り9ヶ月となります。

となるとX1年度と同様ですね、X1年度の処理の時と同じくX3.4.1~X3.6.30の期間の分はX2年度の費用ではなく、X3年度の費用となるのが正しい姿となります。

ということで、繰延処理をすることで3ヶ月分(30円)を保険料から前払費用に振り替えて計上する、となるわけです。

ここまでの流れは大丈夫でしょうか?X1年度の処理の時と同様に、一度整理するためにここで状況をまとめてみますね!

  • 3月決算であり、X2年度はX2.4.1~X3.3.31
  • X2.7.1に1年分の保険料を前払い
  • 保険の適用期間はX2.7.1~X3.6.30
  • X2年度のうち、保険が適用されるのは9ヶ月間
  • X3.4.1~X3.6.30の期間の分はX3年度の費用となるのが正しい
  • 繰延処理をすることで3ヶ月分を前払費用として計上する

それでは状況の整理ができましたので、仕訳を確認してみましょう。

※X1年度と同様に、仕訳を確認した後でそれぞれの仕訳について解説していきますね!

整理した状況で行われる仕訳は以下のようになります。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
保険料 25/前払費用25
保険料120/当座預金120
前払費用30/保険料30
保険料30/前払費用30
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

それではそれぞれの仕訳について解説していきますね!

⓪X1年度の繰延処理の再振替仕訳
・X1年度の処理における③の仕訳
・X2.4.1に行われる仕訳
・X1年度に行った繰延処理の仕訳の逆仕訳(貸借入れ替えた仕訳)を行う
※再振替仕訳についての詳細はこの後で説明していきます。
①保険料の支払いの仕訳
・X2.7.1に行われる仕訳
・保険料を当座預金から支払い、そのまま全額(120円)保険料(費用)として計上
②繰延処理の仕訳
・X3.3.31に行われる仕訳
・X2.7.1に支払った保険料のうち、3ヶ月分(30円)を前払費用に振り替えた
費用から資産へ振り替えることで、来期に持ち越した
③繰延処理の再振替仕訳
・X3.4.1に行われる仕訳
・②で行った繰延処理の仕訳の逆仕訳(貸借入れ替えた仕訳)を行う
X3年度に行われる仕訳なので注意!
※再振替仕訳についての詳細はこの後で説明していきます。

4つの仕訳についての説明は以上になります。ポイントは以下3点です。

  • ⓪の仕訳でX1年度の繰延処理の再振替仕訳をしている
  • ①の仕訳では全額保険料(費用)として計上する
  • ②の仕訳で3ヶ月分を前払費用(資産)に振り替える

さて先ほど、X2年度の処理も理解することで繰延処理の全体像が見えてくると書きました。その説明をしていきますね。

まずはX2年度の仕訳をもう一度確認してみましょう。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
保険料 25/前払費用25
保険料120/当座預金120
前払費用30/保険料30
保険料30/前払費用30
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

これらの仕訳の中で保険料(費用)の科目に着目していきます。

※この4つの仕訳のうち、③の仕訳はX3年度に行われる仕訳なのでX2年度とは関係がありません。

ここで、⓪、①、②の仕訳の保険料の科目を合計してみましょう!ちなみに合計の仕方は分かるでしょうか?保険料は費用科目なので、借方にある場合は増加、貸方にある場合は減少ですよ!

※各科目が借方にある場合、貸方にある場合にそれぞれ増加するか減少するか不安な方はこちらの記事をご確認ください。先ほど、費用と資産が似ているという部分でも紹介した、 簿記の5要素(費用、資産、収益、負債、純資産)について説明している記事になります。

さて、保険料の科目を合計すると115円になります!そしてこの金額が何を意味するのかというと、以下の2つの金額の合計になります。

  1. X1.7.1に支払った保険料の3ヶ月分(25円)
    ※X2.4.1~X2.6.30の分
  2. X2.7.1に支払った保険料の9ヶ月分(90円)
    ※X2.7.1~X3.3.31の分

25円+90円=115円ですね!これで、保険料として計上されている金額が、X2年度の費用として計上すべき金額にきちんとなっているということが確認できました。

さて、きちんとその金額になりましたが、ここで重要な働きをしているのが、後で解説しますとしていた以下の再振替仕訳(先ほどの仕訳の⓪)です。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
保険料 25/前払費用25
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

X1年度には繰延処理によって、費用から資産へ振り替えを行いましたよね?それによってX1年度に費用計上されなくて済むようになったのですが、そのまま何もしないとず~っと資産のままになってしまいます。

そこでX2年度に、X1年度に行った繰延処理の仕訳の逆仕訳を行うことで、今度は資産から費用へと振り替え直したんですね。それをやったことで、X1.7.1に支払った保険料の3ヶ月分がX2年度の費用として計上されたわけです!

つまり繰延処理は、次年度に行う再振替仕訳もセットで考える必要のある処理なのです。そのためX2年度の処理も理解することで繰延処理の全体像が見えるという書き方をさせてもらいました。

長くなりましたがこれで、前払費用の具体例を使った説明は以上です!

押さえておきたいポイントは以下になります!

  • 最初の費用計上時は全額を費用として計上する
  • 決算時に翌期以降の分を前払費用(資産)に振り替える
  • 翌期に再振替仕訳(決算で行った仕訳の逆仕訳)を行う
  • 次年度の処理について理解することで繰延処理の全体像が見えてくる!

さて、もう一つの繰延処理である前受収益ですが、前払費用だけでかなり説明が長くなってしまいましたので割愛します。難しく考える必要はなく、前払費用の収益版となりますので一度考えてみていただければと思います。

押さえておきたいポイントもほぼ一緒で、先ほどのポイントの費用を収益に、資産を負債に、前払費用を前受収益に読み替えてください

  • 最初の収益計上時は全額を収益として計上する
  • 決算時に翌期以降の分を前受収益(負債)に振り替える
  • 翌期に再振替仕訳(決算で行った仕訳の逆仕訳)を行う
  • 次年度の処理について理解することで繰延処理の全体像が見えてくる!

さあ、それでは続いて見越処理の説明をしていきます。

見越処理の意味

これから見越処理の説明を始めていきますが、その前にもう一度見越・繰延処理の種類について復習しておきましょう!見越・繰延は「くまのみみ」でしたね。

魔法の言葉「くまみみ
  • くま」・・・「りのべ」は「えばらい」(もしくは「えうけ」)
  • みみ」・・・「こし」は「ばらい」(もしくは「しゅう」)
繰延処理
・前払費用
・前受収益
見越処理
・未払費用
・未収収益

ということで、今から見ていく見越処理には未払費用と未収収益があります

ここでまずは繰延処理と同様に、見越処理についてイメージを掴んでもらうために簡単に説明します。

見越処理とは

まだ計上していない費用または収益のうち、今期計上すべき金額を見越して今期の費用または収益として計上すること
※仕訳の相手科目は負債もしくは資産となる

ざっくり説明するとこんなイメージになります!見越処理を行うことで、

  • 負債を相手科目に費用を
  • 資産を相手科目に収益を

計上することになり、それによって今期計上すべき分を見越して計上することになります。

と言っても繰延処理と同様イメージではなかなか理解しづらいと思います。特に見越処理の方が繰延処理よりイメージでの理解は難しいと思いますので、ここから具体例を挙げて説明していきます。

それでは見越処理の具体例を見ていきましょう。

見越処理の具体例 〜未払いの保険料を計上〜

さて、ここから見越処理の具体例を見ていきます。見越処理の中には未払費用と未収収益がありますが、今回の例は未払費用になります。

※先ほども書きましたが見越・繰延処理の出題頻度2位は未払費用になります。1位の前払費用は先ほど勉強しましたね。

それでは、以下のような状況を想定してみましょう

X1年度(X1.4.1~X2.3.31)
  1. X2.3.31:X1年度の決算
  2. X2.7.1:1年分(100円)の保険料を後払い

ここで、まず気づいていただきたいことがあります。

「X1年度って書いてあるのに②ってX2年度の出来事じゃん」

そうなんです。ここが見越処理の少し難しいところなのです。先ほどの繰延処理の例では、X1年度中に支払った保険料についてX1年度に繰延処理をしましたが、今回は違います。②で1年分の保険料を後払いしますが、②自体はX1年度ではなくX2年度の出来事になります。それに対してX1年度に見越処理を行うのです

ただ、それもそのはずです。先ほど解説した見越処理のイメージを再確認してみましょう。

見越処理とは

まだ計上していない費用または収益のうち、今期計上すべき金額を見越して今期の費用または収益として計上すること
※仕訳の相手科目は負債もしくは資産となる

これを今回の例に当てはめると、「X2年度に計上される保険料のうち、X1年度に計上すべき金額を見越してX1年度の費用として計上する」となります。

ということで、X1年度に行う見越処理を考えるためにはX2年度の保険料を考える必要があるということになるのです。

さあ、ここまで理解できたところで、②で後払いした保険料(100円)の内訳に注目してみましょう!

X2.7.1に1年分の後払いをすることになるので、保険はX1.7.1~X2.6.30の期間で効果があったことになります。しかしこの期間はX1年度とX2年度の両方にまたがっていますね。

ここで、その保険の期間のうちX1年度は何ヶ月間あるか確認してみると、X1.7.1~X2.3.31で9ヶ月になります。となると、②で後払いすることになる保険料のうち9ヶ月分はX1年度の費用として計上するべきですね。

ということで、見越処理をすることで9ヶ月分(75円)をX1年度の費用として計上する、となるわけです。

ここまでの流れは理解できたでしょうか?一度整理するために、ここで状況をまとめてみますね!

  • 3月決算であり、X1年度はX1.4.1~X2.3.31
  • X2.7.1に1年分の保険料を後払い
  • 保険の適用期間はX1.7.1~X2.6.30
  • X1年度のうち、保険が適用されるのは9ヶ月間
  • X2.4.1~X2.6.30の期間の分はX2年度の費用となるのが正しい
  • 見越処理をすることで9ヶ月分をX1年度の費用として計上する

さてそれでは状況を整理できましたので、実際にどのような仕訳が行われるのかを確認してみましょう!ちなみにここまでの話が腹落ちしていれば、後はどんなパターンでも同じと言ってOKです。ここも繰延処理と同じですね。仕訳の科目が異なるだけなので、ゆっくり理解していきましょう!

※仕訳を確認した後に、それぞれの仕訳について解説していきますね!

整理した状況で行われる仕訳は以下のようになります。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
保険料75/未払費用75
未払費用 75/保険料75
保険料100/当座預金100
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

それではそれぞれの仕訳について解説していきますね!

①見越処理の仕訳
・X2.3.31に行われる仕訳
・X2.7.1に支払うことになる保険料のうち、9ヶ月分(75円)を費用としてX1年度に計上した
・保険料の相手科目として、未払費用(負債)を計上した
②見越処理の再振替仕訳
・X2.4.1に行われる仕訳
・①で行った見越処理の仕訳の逆仕訳(貸借入れ替えた仕訳)を行う
X2年度に行われる仕訳なので注意!
※再振替仕訳についての詳細はこの後で説明していきます。
③保険料の支払いの仕訳
・X2.7.1に行われる仕訳
・保険料を当座預金から支払い、そのまま全額(100円)保険料(費用)として計上
X2年度に行われる仕訳なので注意!
※この例では当座預金からの支払いとしました。(ここはあまり重要ではありません)

3つの仕訳についての説明は以上になります。ポイントは以下2点です。

  • ①の仕訳で9ヶ月分を保険料(費用)として計上する
    ※相手科目は未払費用(負債)を計上する
  • ③の仕訳では1年分を保険料(費用)として計上する

さて、ここまではX1年度の見越し処理について考えてきました。繰延処理と異なり、今回は保険料の支払いと再振替仕訳がX2年度の仕訳でしたね。

繰延処理と同様に、テキストの説明ではここまでしか書かれていないことが多いはずです。しかし、これでは見越処理の理解としては不十分です!そこでここからは、次の年度であるX2年度の処理について考えてみましょう!くどいようですが、ここまで理解することで見越処理の全体像が見えてきますのでしっかり確認していきましょう!

  • 単年度の仕訳を理解するだけでは不十分
  • 次年度の処理について理解することで見越処理の全体像が見えてくる!

それでは、X2年度として以下のような状況を想定してみましょう。

X2年度(X2.4.1~X3.3.31)
  1. X3.3.31:X2年度の決算
  2. X3.7.1:1年分(120円)の保険料を後払い

決算と支払いの月はX1年度と同じですが、X3.7.1には支払う保険料の金額が100円から120円に変わっていますね。

さあここで、②で後払いした保険料(120円)の内訳に注目してみましょう!

※X1年度の考え方と流れは一緒です。安心して読み進めていただければと思います。

X3.7.1に1年分の後払いをすることになるので、保険はX2.7.1~X3.6.30の期間で効果があったことになります。しかしこの期間は20X2年度と20X3年度の両方にまたがっています。

ここで、その保険の期間のうちX2年度は何ヶ月間あるか確認してみると、X2.7.1~X3.3.31で9ヶ月になります。となると、②で後払いすることになる保険料のうち9ヶ月分はX2年度の費用として計上するべきですね。

ということで、見越処理をすることで9ヶ月分(90円)をX2年度の費用として計上する、となるわけです。

ここまでの流れは理解できたでしょうか?X1年度と同様に、一度整理するためにここで状況をまとめてみますね!

  • 3月決算であり、X2年度はX2.4.1~X3.3.31
  • X3.7.1に1年分の保険料を後払い
  • 保険の適用期間はX2.7.1~X3.6.30
  • X2年度のうち、保険が適用されるのは9ヶ月間
  • X3.4.1~X3.6.30の期間の分はX3年度の費用となるのが正しい
  • 見越処理をすることで9ヶ月分をX2年度の費用として計上する

状況の整理ができましたので、仕訳を確認していきましょう。

※X1年度と同様に仕訳を確認した後に、それぞれの仕訳について解説していきます。

整理した状況で行われる仕訳は以下のようになります。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
未払費用 75 /保険料 75
保険料100/当座預金100
保険料90/ 未払費用 90
未払費用90/保険料90
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

それではそれぞれの仕訳について解説していきます。

①見越処理の再振替仕訳
・X2.4.1に行われる仕訳
・X2.3.31に行われた見越処理の仕訳の逆仕訳(貸借入れ替えた仕訳)を行う
※再振替仕訳についての詳細はこの後で説明していきます。
②保険料の支払いの仕訳
・X2.7.1に行われる仕訳
・保険料を当座預金から支払い、そのまま全額(100円)保険料(費用)として計上
※ この例では当座預金からの支払いとしました。(ここはあまり重要ではありません)
③見越処理の仕訳
・X3.3.31に行われる仕訳
・X3.7.1に支払うことになる保険料のうち、9ヶ月分(90円)を費用として20X2年度に計上した
・保険料の相手科目として、未払費用(負債)を計上した
④見越処理の再振替仕訳
・X3.4.1に行われる仕訳
・X3.3.31に行われた見越処理の仕訳の逆仕訳(貸借入れ替えた仕訳)を行う
※再振替仕訳についての詳細はこの後で説明していきます。

4つの仕訳についての説明は以上になります。ポイントは以下3点です。

  • ①の仕訳でX1年度の見越処理の再振替仕訳をしている
  • ②の仕訳では全額保険料(費用)として計上する
  • ③の仕訳で9ヶ月分を保険料(費用)として計上する
    ※相手科目は未払費用(負債)を計上する

繰延処理と同じく、X2年度の処理も理解することで見越処理の全体像が見えてくると書かせていただきましたね。どういうことか説明していきます。

まずはX2年度の仕訳をもう一度確認してみましょう。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
未払費用 75 /保険料 75
保険料100/当座預金100
保険料90/ 未払費用 90
未払費用90/保険料90
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

これらの仕訳の中で保険料(費用)の科目に着目していきます。

※この4つの仕訳のうち、④の仕訳はX3年度に行われる仕訳なのでX2年度とは関係がありません。

ここで、①、②、③の仕訳の保険料の科目を合計してみましょう!ちなみに合計の仕方は覚えているでしょうか?もう一度確認してみましょう!保険料は費用科目なので、借方にある場合は増加、貸方にある場合は減少ですよ!

※先ほども紹介しましたが、各科目が借方にある場合、貸方にある場合にそれぞれ増加するか減少するか不安な方はこちらの記事をご確認ください。先ほど、費用と資産が似ているという部分でも紹介した、 簿記の5要素(費用、資産、収益、負債、純資産)について説明している記事になります。

さて、保険料の科目を合計すると115円になります!そしてこの金額が何を意味するのかというと、以下の2つの金額の合計になります。

  1. X2.7.1に支払った保険料の3ヶ月分(25円)
    ※X2.4.1~X2.6.30の分
  2. X3.7.1に支払った保険料の9ヶ月分(90円)
    ※X2.7.1~X3.3.31の分

25円+90円=115円ですね!これで、保険料として計上されている金額が、X2年度の費用として計上すべき金額にきちんとなっているということが確認できました。さて、きちんとその金額になりましたが、ここで重要な働きをしているのが、後で解説しますとしていた以下の再振替仕訳(先ほどの仕訳の①)です。②の仕訳と合わせて確認してみましょう。

仕訳番号借方科目金額/貸方科目金額
未払費用 75 /保険料 75
保険料100/当座預金100
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

①の仕訳でX2.7.1に支払って計上する保険料は1年分ですよね?でもX2年度に費用計上すべきはX2.4.1~X2.6.30の3ヶ月分です。そのため、X1年度には見越処理によって、9ヶ月分を20X1年度に費用計上したのですが、その逆仕訳を行うことでX2年度では9ヶ月分を減少させているのです。

ちなみに、見越処理で費用計上する際に相手科目として未払費用(負債)を計上していますが、そのまま何もしないとず~っと負債が残り続けることになってしまいます。再振替仕訳にはそれを解消させるという効果もあります。

つまり見越処理は、繰延処理と同様次年度に行う再振替仕訳もセットで考える必要のある処理なのです。そのためX2年度の処理も理解することで見越処理の全体像が見えるという書き方をさせてもらいました。

長くなりましたがこれで、未払費用の具体例を使った説明は以上です!

押さえておきたいポイントは以下になります!

  • 決算時に今期の分を見越して費用計上する
  • 費用計上の相手科目は未払費用(負債)を計上する
  • 翌期に再振替仕訳(決算で行った仕訳の逆仕訳)を行う
  • 費用計上時は全額を費用として計上する
  • 次年度の処理について理解することで見越処理の全体像が見えてくる!

さて、もう一つの見越処理である未収収益ですが、未払費用だけでかなり説明が長くなってしまいましたので割愛します。難しく考える必要はなく、未払費用の収益版となりますので一度考えてみていただければと思います。(前受収益を割愛したのと同様ですね。)

押さえておきたいポイントもほぼ一緒で、先ほどのポイントの費用を収益に、負債を資産に、未払費用を未収収益に読み替えてください!一応書いておきますね!

  • 決算時に今期の分を見越して収益計上する
  • 収益計上の相手科目は未収収益(資産)を計上する
  • 翌期に再振替仕訳(決算で行った仕訳の逆仕訳)を行う
  • 収益計上時は全額を収益として計上する
  • 次年度の処理について理解することで見越処理の全体像が見えてくる!

さて、長くなりましたがこれで見越・繰延処理を確認することができました。

最後に、この記事の最初に書いた、「簿記の処理の多くが見越・繰延処理」という話をしていきますね!ここからは処理の内容ではないので、難しい説明はありません!

少し疲れてしまったかもしれませんが、ここまでの内容をしっかり理解しているうえでここからの話を知ると簿記の各論点の理解度が上がるのでぜひ読んでくださいね!

簿記の処理の多くが見越・繰延処理

さて、冒頭で書きました「簿記の処理の多くが見越・繰延処理」ということについてここから紹介していきます!例として、売上原価の算定と貸倒引当金の算出を挙げさせていただきます。

売上原価の算定は繰延処理の一つ

まず一つ目は売上原価の算定について。あまり意識していないかもしれませんが、売上原価の算定は実は繰延処理の一つなのです。売上原価の算出方法などについて詳しくはこちらの記事をご確認ください。

  • 売上原価とは
  • 売上原価の算出方法
  • 本質的には繰延処理であるということ

という流れで解説しています!

売上原価の論点は出題頻度も高くテキストでもページが割かれていますので、処理の方法や仕訳を理解している人は多いと思います。しかし、繰延処理の一つだと意識しながら勉強すると理解度は格段に上がります。

売上原価の算出が本質的には繰延処理の一つだということを知って、より深く楽しい理解を目指してください!

貸倒引当金の算出は見越処理の一つ

もう一つは貸倒引当金の算出について。実は貸倒引当金の算出は見越処理とやっていることは同じなのですが、その認識はあるでしょうか?

具体例を挙げてみていきますね!

貸倒引当金の具体例
  1. 決算時の売掛金残高:10,000円
  2. 貸倒実績率:2%
  3. 前年度の貸倒引当金残高:0円

上記のような場合を考えてみると、決算整理仕訳は以下のようになります。

借方科目金額/貸方科目金額
貸倒引当金繰入200/貸倒引当金200
※各科目を 費用 資産 収益 負債 純資産 で表しています

ここでは算出の詳細な解説は割愛しますが、貸倒引当金繰入の金額は決算時の売掛金残高に貸倒実績率をかけて、貸倒引当金残高を引けばOKです。数式にすると、

10,000円×2%-0円=200円

ですね!そして、貸倒引当金繰入額に合わせて貸倒引当金の計上をします。

算出の方法としては以上なのですが、ここで貸倒引当金とは何か?に着目してみましょう。貸倒引当金とは、将来の貸倒損失に備えて事前に負債を積み立てているイメージです。ただし、その損失の原因となった債権は将来の債権ではなく当期の債権になります。

貸倒引当金を積み立てる要因となる将来の貸倒損失は、当期の債権によって発生する。

そこで、当期の債権に起因する損失であるならば当期の費用とするべきという考え方の元で、貸倒引当金繰入として費用計上し、将来の貸倒損失に備えて負債である貸倒引当金を計上します。

そう考えると、当期の費用を計上して相手科目として未払費用を計上する見越処理とやっていることは同じなのです。

これを理解していると、貸倒引当金もしくは見越処理のどちらかを理解した時点でもう一方も理解できるということになるわけです。その他の論点も含めて、

「あ、これって見越処理と同じだ。ってことは貸倒引当金と同じことじゃん」

こう考えることのできる方は強いということですね。

さあ、これで見越・繰延処理についての解説は以上となります。最後にまとめますね!

結論:見越・繰延処理の理解は簿記の理解に直結する!

さて、今回は見越・繰延処理について書かせていただきました。

処理の具体例の部分が長くなってしまいましたが、この記事で伝えたいことは以下になります。

見越・繰延処理をすることで簿記は成り立っている
費用や収益が会計期間を前後するために必要な超重要な処理
簿記の仕訳の多くは本質的には見越・繰延処理
見越・繰延処理として解説されていないが性質は見越・繰延処理というのが多くある
見越・繰延処理をマスターすると多くの論点の理解度が格段に上がる!

最初に書いたように、今回の知識がなくても簿記の勉強は出来ます。事実、僕がこのようなことをちゃんと理解したのは簿記2級に合格した後です。ちなみに、仕訳もボックス図を使えばもっと簡単に計算できます。

しかし、ただやり方を知り問題が解けるようになるだけでは簿記の真の素晴らしさは味わえません。各処理の目的を知り、各論点のつながりを知り、意味を理解できると勉強の理解度が格段に上がるはずです。

この記事が少しでもあなたの簿記の深く楽しい理解を助けることができていたら嬉しいです。

これからも自分の言葉でかみ砕いて簡単に、でも意味や本質に重点を置いてお届けしていきますのでよろしくお願いします!

ではまた!

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